クリンスイのEU101とEU301は、どちらもシンク下やキッチンカウンター下に設置するよう設計されたビルトイン型浄水器です。そのため、本体を下に隠して設置できる浄水器を探している方が、よく比較する2モデルです。外から見ると、どちらも家庭用の浄水システムで、カートリッジの総ろ過水量も8,000Lと、似たコンセプトに見えるかもしれません。しかし実際には、EU101とEU301には大切な違いがあります。特に、アルカリイオン水を生成する機能と、電気の使用です。
EU101は、飲み水や料理用の水をろ過することに特化したビルトイン型浄水器です。一方、EU301はアルカリイオン整水機能を加えたモデルで、ろ過した水からアルカリイオン水をつくれます。
そのため「クリンスイ EU101とEU301、どちらがいい?」という問いには、価格や機能の数だけで答えるべきではありません。まずは、ふつうの浄水がほしいのか、浄水に加えてアルカリイオン水もほしいのかを考えましょう。この記事では、ろ過の仕組み、交換カートリッジ、設置、電気の使用、水栓、カートリッジの交換目安、費用まで、2つのモデルを詳しく比較し、選びやすくなるようにまとめました。
クリンスイ EU101とEU301の違いは?
EU101とEU301の最大の違いは、EU301にはアルカリイオン整水機能があり、EU101にはないことです。EU101は、水をカートリッジに通して浄水用の水栓から出すビルトイン型の浄水システムです。一方、EU301には、水がカートリッジを通ったあとにもう一段階あります。それが電気分解で、電気の力で水を分けてアルカリイオン水をつくります。主な違いをまとめると、次のとおりです。
| 項目 | クリンスイ EU101 | クリンスイ EU301 |
|---|---|---|
| タイプ | Built-In Water Purifier | Built-In Water Purifier + Alkaline Ionizer |
| 交換カートリッジ | EUC2000 | EUC3000 |
| 総ろ過水量 | 8,000L | 8,000L |
| カートリッジの交換目安 | 約12ヶ月※ | 約12ヶ月※ |
| アルカリイオン整水機能 | なし | あり |
| アルカリイオン水 | なし | あり |
| 電気の使用 | ろ過には不要 | 整水(イオン化)に必要 |
| 設置タイプ | アンダーシンク/ビルトイン型 | アンダーシンク/ビルトイン型 |
| 特徴 | シンプルな構成 | 浄水+アルカリイオン水の生成 |
※カートリッジの交換目安は、使用水量やメーカーが定める使用条件によって異なります。
EU101は交換カートリッジEUC2000、EU301はEUC3000を使います。どちらも総ろ過水量は8,000Lで、所定の条件で約12ヶ月使えます。(cleansui.com)
クリンスイ EU101とは?
クリンスイ EU101は、シンク下に設置するよう設計されたビルトイン型浄水器です。浄水器本体は下に収まり、カウンターの上には浄水を出す水栓が付きます。
EU101の特長は、仕組みが比較的シンプルなことです。アルカリイオン水の生成機能を加えず、ろ過に特化しています。
EU101は交換カートリッジ EUC2000 を使います。メーカーの情報によると、ポリエチレン中空糸膜、活性炭、イオン交換繊維、不織布で構成されています。(cleansui.com)
このろ過システムは、製品の仕様と試験結果のとおり、塩素、濁り、溶解性鉛、一部の化合物など、さまざまな物質を減らすことができます。飲み水や料理、飲み物づくりに浄水がほしいけれど、アルカリイオンの機能までは必要ないという家庭には、EU101がわかりやすい選択肢です。もうひとつのポイントは、EU101はろ過に電気を必要としないことです。シンプルで取り付けやすいシステムを求める方に向いています。
クリンスイ EU301とは?
クリンスイ EU301も、ベースはEU101と同じビルトイン型浄水器ですが、 Alkaline Ionizer (アルカリイオン整水機能)が加わっています。
そのため、水がカートリッジを通って終わりではありません。ろ過した水を電気分解にかけて、アルカリイオン水をつくることができます。
クリンスイによると、EU301は水栓の操作部で水の種類を選べ、モードに応じて浄水とイオン化(電気分解)した水を使い分けられます。(cleansui.com)
EU301は交換カートリッジ EUC3000 を使います。総ろ過水量は8,000Lで、メーカーが定める条件で使った場合、約12ヶ月が交換目安です。
つまり、EU101とEU301の違いは、ろ過のレベルが違うということだけではありません。EU301は、ろ過のあとに水を整える機能を加えたシステムなのです。
EU101とEU301は同じカートリッジを使う?
いいえ、同じではありません。
EU101の交換カートリッジ: EUC2000
EU301の交換カートリッジ: EUC3000
どちらもカートリッジの総ろ過水量は8,000Lで同じですが、本体に合ったカートリッジを使いましょう。EUC2000とEUC3000は、そのまま互換性があるとは考えないほうがよいからです。
EUC2000はアンダーシンク型の浄水システム用、EUC3000はアルカリイオン整水機能付きモデル用です。カートリッジを購入するときは、注文前に必ず本体の型番を確認しましょう。
EUC2000とEUC3000の違いは?
EUC2000もEUC3000も総ろ過水量は8,000Lですが、それぞれ異なるシステム向けに設計されています。
EUC2000は一般的な浄水器用のカートリッジで、中空糸膜や活性炭などのろ材を使っています。一方、EUC3000はアルカリイオン整水機能を持つシステムに使うもので、EU301のアルカリイオン水生成システムと組み合わせて働きます。ですから、単純に次のように考えないでください。
EUC3000 = 型番の数字が大きい = EUC2000よりろ過性能が高い
カートリッジの役割も、組み合わせるシステムも違うからです。選ぶ基準は、使う本体と必要な機能です。
EU101とEU301でろ過性能に違いはある?
どちらのモデルもさまざまな不純物を減らせますが、アルカリイオンの機能があるからといって、EU301のほうがEU101よりろ過性能が高いと考えるべきではありません。EU301の大きな違いは、ろ過のあとに整水(イオン化)の仕組みがあることで、EU101はろ過そのものに特化しています。
EU101のEUC2000は、活性炭と中空糸膜に加え、イオン交換繊維と不織布で構成されています(cleansui.com)。一方、EU301はEUC3000を使い、アルカリイオン整水機能が加わります。
つまり、ろ過した水がほしいだけなら、どちらのモデルでも対応できます。しかし、ろ過した水をさらにアルカリイオン水にしたいなら、EU301を検討する必要があります。
EU101とEU301、アルカリイオン水の機能はどう違う?
ここが2つのモデルの最も大きな違いです。
EU101は水をろ過しますが、アルカリイオン水を生成する機能はありません。
EU301にはアルカリイオン整水機能があり、モードに応じて、ろ過した水をアルカリイオン水に変えられます。
この仕組みでは、電気分解によって電気の力で水を分けるため、EU301は一般的な浄水器より多くの機能を持っています。ただし、アルカリイオン水の機能があるからといって、すべての家庭にそれが必要なわけではありません。主な目的が飲み水や料理用の水をろ過することなら、その目的に合った浄水器で十分です。ろ過性能とアルカリイオン水の生成機能は、別の役割として分けて考えましょう。
EU101とEU301、電気を使うのはどっち?
EU101は、ろ過に電気を必要としません。
EU301はアルカリイオン整水機能があるため、イオン化(電気分解)に電気が必要です。
これは設置時に考えておきたい違いのひとつです。EU301には、シンク下に適切な電源を用意する必要があるからです。キッチンをリフォームするなら、コンセントの位置と配管をあわせて計画しておくと、あとから手直しせずにEU301を設置できます。
EU101とEU301、水栓の違いは?
水栓の形も違いのひとつです。EU301には、水の機能を選ぶための操作部が必要だからです。EU301の水栓には水の種類を選ぶ操作ボタンがあり、EU101の水栓は浄水を出すだけのシンプルなものです。
ですから、シンプルな水栓のキッチンにしたいならEU101のほうが構造がわかりやすく、水の種類を切り替えてアルカリイオン整水機能を活用したい方にはEU301が向いています。
EU101とEU301でカートリッジ代は違う?
2つのモデルはカートリッジの型番が違いますが、価格は同じ水準です(価格はキャンペーンによって変わる場合があります)。
EUC2000 (EU101用): 6,320バーツ
EUC3000 (EU301用): 6,320バーツ
交換目安の約12ヶ月で割ると:
6,320 ÷ 12 = 1ヶ月あたり約527バーツ
つまり、カートリッジ代だけで見れば、現在の価格ではEU101とEU301の費用はほぼ同じです。トータルの費用の差は、カートリッジ代だけでなく、本体価格や電気まわり、そのほかの費用で判断しましょう。
EU101とEU301の価格の違いは?
本体価格は、時期やキャンペーン、販売されるセット内容によって変わることがあります。そのため、ある時点の価格を固定の数字として記事に載せるのは適切ではありません。比較するなら、次の合計で考えるのがおすすめです。
EU101
本体価格+EUC2000の費用+取付費用
EU301
本体価格+EUC3000の費用+取付費用+電気工事など関連する設置費用
アルカリイオン水が必要ないなら、EU301を買うと使わない機能にお金を払うことになるかもしれません。逆に、もともとアルカリイオン水の機能がほしいなら、最初からEU301を選んでおけば、あとから別のシステムを追加せずに済みます。
クリンスイ EU101はどんな方向け?
EU101は、毎日の暮らしで使うアンダーシンク型浄水器がほしい方、特に飲み水や料理、飲み物づくりに浄水を使いたい方に向いています。
EU101は、次のような方に向いています。
- 毎日飲む水をろ過したい
- 料理に使う水がほしい
- アルカリイオン水の機能は必要ない
- 使いやすいシステムがいい
- 浄水器のために電気工事を増やしたくない
- 浄水器本体をシンク下に設置したい
きれいにろ過した水を手軽に使いたいだけで、特別な希望がないなら、システムの構成から見てEU101のほうが合っています。
クリンスイ EU301はどんな方向け?
EU301は、アンダーシンク型の浄水システムがほしく、さらにアルカリイオン水の機能にも関心がある方に向いています。
EU301は、次のような方に向いています。
- アルカリイオン整水機能付きの浄水器がほしい
- 水栓で水の種類を選びたい
- 用途に合わせてアルカリイオン水を使いたい
- キッチンを新しく設計している
- 設置スペースと電源がある
- 一般的な浄水器より多機能なものがいい
アルカリイオン水が浄水器を探す主な理由のひとつなら、EU101よりEU301のほうが合っています。この機能のために設計されたモデルだからです。
EU101とEU301はコンドミニアムに向いている?
シンク下にスペースがあり、モデルの条件どおりに設置できれば、どちらもコンドミニアムに設置できます。ただし、EU301はアルカリイオン整水機能があるため、電気のことも考えておく必要があります。
設置前に確認したいこと:
- シンク下のスペース
- 配管の位置
- 水栓の取付穴のサイズ
- カウンター天板の厚さ
- EU301用のコンセントの位置
- カートリッジ交換のためのスペース
EU301は、取付穴径が約36~40mm、カウンター天板の厚さが約4~30mmに対応しています。EU101は設置条件が異なるため、実際にカウンターに穴を開ける前に、モデルの仕様を確認しましょう。
アルカリイオン水が不要なら、EU301を買うべき?
アルカリイオン水が特に必要でないなら、EU301の追加機能が実際の使い方に役立つかを考えてみましょう。主な目的が飲み水や料理用の浄水なら、アルカリイオン整水機能のないEU101で十分に要望を満たせます。一方、何種類かの水を使い分けたい、もともとアルカリイオン水に関心がある、という方にはEU301が合っています。
シンプルな考え方は、「使わない機能にはお金を払わない」ことです。浄水器は何年も使い続けるものなので、本当に必要なものに合ったシステムを選ぶほうが、払った費用に見合う価値を得られます。
アルカリイオン水がほしいなら、EU301を選ぶべき?
アンダーシンク型の浄水器でアルカリイオン整水機能がほしいなら、EU301はまさにそのために設計されたモデルです。
EU301は浄水機能とアルカリイオン整水機能を1台にまとめているので、浄水器とアルカリイオン整水器を別々に用意する必要がありません。
ただし、使う前に、アルカリイオン水についてのメーカーの使い方や注意事項を確認しましょう。また、アルカリイオン水があらゆる場合でふつうの飲み水より健康に良いと考えるべきではありません。浄水器の主な役割は、表示されたろ過性能に応じて水質を改善することだからです。
クリンスイ EU101とEU301、どちらを選ぶ?
- EU101とEU301は、どちらもシンク下に設置する浄水システムという点では同じですが、使う目的が異なります。
- EU101 は、飲み水や料理用の水をろ過することに特化したモデルです。総ろ過水量8,000LのEUC2000を使い、ろ過に電気は必要ありません。
- EU301 は、アルカリイオン整水機能を加えたモデルです。総ろ過水量8,000LのEUC3000を使い、アルカリイオン水の生成に電気が必要です。
飲み水や料理用の浄水だけがほしいなら、シンプルに使えるEU101が合っています。
浄水に加えてアルカリイオン水もほしいなら、そのために設計されたEU301がおすすめです。
もうひとつ注目したいのは、Waterclickの現在の表示価格では、2モデルのカートリッジ代がほぼ同じだということです。EUC2000もEUC3000も1本6,320バーツです。費用の差は、主に本体価格と追加機能で判断しましょう。
購入を決める前に、使い方、設置スペース、アルカリイオン水の必要性、カートリッジ代、電気まわりをあわせて考え、住まいに一番合うモデルを選びましょう。
ほかのビルトイン型モデルの詳細は、 クリンスイのビルトイン型浄水器 のページでご覧いただけます。あわせて読みたい記事: クリンスイのアンダーシンク型浄水器はどれがいい?全タイプ・全モデルを比較
FAQ Cleansui EU101 vs EU301
クリンスイ EU101とEU301は何が違いますか?
主な違いは、EU301にはろ過後にアルカリイオン水をつくるアルカリイオン整水機能があり、EU101はふつうの浄水を出すビルトイン型浄水器であることです。EU101はEUC2000、EU301はEUC3000を使います。(cleansui.com)
EU101とEU301のカートリッジは共通ですか?
いいえ、同じではありません。EU101はEUC2000、EU301はEUC3000を使います。どちらも総ろ過水量は8,000Lですが、本体に合ったものを使いましょう。
EU101とEU301、電気を使うのはどっち?
EU101はろ過に電気を必要としませんが、EU301はアルカリイオン整水機能のために電気が必要です。
EUC2000とEUC3000の違いは?
EUC2000はEU101のような一般的な浄水システム用、EUC3000はEU301のようなアルカリイオン整水機能付きシステム用です。機種の適合を確認せずに、互いに代用しないでください。
EU101とEU301のカートリッジ代は同じですか?
Waterclickの現在の表示価格では、EUC2000とEUC3000はどちらも1本6,320バーツで同じです。ただし、価格はキャンペーンや時期によって変わる場合があります。(waterclick.co.th)
EU301はEU101よりろ過性能が高いですか?
モデル名だけでそう判断するべきではありません。主な違いは、EU301にはろ過のあとにアルカリイオン整水機能が加わっていることで、EU101はEUC2000によるろ過そのものに特化しています。
EU101はどんな家庭に向いていますか?
飲み水や料理用の浄水がほしく、アルカリイオン整水機能のない、使いやすいアンダーシンク型を求める家庭に向いています。
EU301はどんな家庭に向いていますか?
アルカリイオン水の生成機能付きのアンダーシンク型浄水器がほしく、設置に適したスペースと電気設備がある家庭に向いています。
EU101とEU301はシンク下に設置できますか?
はい、できます。どちらもシンク下への設置を前提に設計されていますが、設置スペース、取付穴、カウンター天板の厚さの条件は異なります。設置前にモデルの仕様を確認しましょう。
参考情報: cleansui.com